
カイトの心臓はノミの心臓で、愛すべき肝の小さなネコだ。掃除機の音がしたらピューッと逃げ出す。ドアが閉まっていてその部屋から逃げ出せないときは、ソファーとソファーの間などに隠れてじっと耐える。掃除機をかけ終えるとしばらくしてズボッと出てくるのでびっくりさせられる。見慣れない人が来てもおどおどして逃げ出してしまう。
そんなカイトが頑張って戦う相手がいる。それはドライヤーだ。ドライヤーをかけている人を見ると、そっと距離を保って様子をうかがう。ドライヤーのコードをコンセントプラグから抜くとそばに近寄ってきて、ドライヤーのコード相手にネコパンチを繰り出すのだ。カイトの鼻先にゆ~らゆ~らとコードを近づけると、後ずさりしながらも渾身の一撃という感じでべしっとネコパンチをする。パンチして変則的に跳ね返ったコードにビクビク、ワクワクするようだ。

出たな、奴め!

じりじり。

ちょいちょい。

いくぞ、べしっ。

ふーっ。今日はこのくらいにしといてやろう。
そんなカイトが頑張って戦う相手がいる。それはドライヤーだ。ドライヤーをかけている人を見ると、そっと距離を保って様子をうかがう。ドライヤーのコードをコンセントプラグから抜くとそばに近寄ってきて、ドライヤーのコード相手にネコパンチを繰り出すのだ。カイトの鼻先にゆ~らゆ~らとコードを近づけると、後ずさりしながらも渾身の一撃という感じでべしっとネコパンチをする。パンチして変則的に跳ね返ったコードにビクビク、ワクワクするようだ。

出たな、奴め!

じりじり。

ちょいちょい。

いくぞ、べしっ。

ふーっ。今日はこのくらいにしといてやろう。
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